スリーパス・ルートに挑戦―出発まで
2015-01-08


2011年にアンナプルナ・サーキットを歩いた後、ガイドのテジくんと次はスリーパスに挑戦しようと話し合ったものの、2012年に準備を進めているときに、テジくんから韓国へ出稼ぎに行くことになったと連絡が来た。結局、計画の変更はせず、新しいガイドとスリーパスに挑戦することになったのだが、これが全然うまくいかなかった。当初の予定では、レンジョ・ラ(5360m)、チョラ(5420m)、コンマ・ラ(5535m)という3つの峠(ゆえにスリーパスという)を西から越えることにしていたのに、準備不足もあって、直前に東からに変更。ところが、ディンボチェで風邪をひき、最初のコンマ・ラ越えを諦め、せめてEBCまで行こうとしたものの、咳がひどくなり、ロブチェに到達したところでトレッキング自体の中止を決意した。すぐ下れば、フライトを前倒して帰国し、年末年始の休みに入る前に主治医に診てもらえるとの判断だった。体調を心配したヒマラヤン・アクティビディーズのラグーさんがヘリを出そうかとまで言ってくれたのを断り、自力で下ったのだが、食欲がなく、ジュースと果物くらいしか食べられてなかったので、足が上がらず、本当に辛い下山になった。
禺画像]
ナムチェの雑貨屋(薬屋と言われたが、どうみても雑貨屋だった)で抗生物質を買って飲み始めてからは、ようやく咳が治まってきて、カトマンドゥに戻って大韓航空でフライトを変更し(大韓のチケットは手数料5000ルピーで変更可)、無事に帰国できたのだけれど、このときの体験は思い出したくないことが多すぎて、このブログにも書かなかったし、今回データを開けるまで撮った写真も見なかった。
禺画像]
2013年に比較的楽だといわれるランタン・ゴサインクンドのルートを選んだのは、前年の反省を踏まえてのことで(結果についてはtrek2013を参照のこと)、そこでトレッキングの楽しさを再認識でき、ある程度自信も取り戻せたので、2014年はスリーパスに再挑戦しようと決意したのだった(つづく)
[trek2014]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット