12月21日晴れ
5時30分起床。7時にチベッタン・ブレッド蜂蜜、ブラックティーの朝食。ロッジのおばさんは料理が上手で、とっても美味しかった(↓)。
7時30分出発。タメで1泊する方が楽だが、ルンデからナムチェまで1日で歩くか、ナムチェからルクラまで1日で歩くかの選択で、前者を選んだ。ルンデを出てすぐ、レンジョ・ラに向かう西洋人のトレッカーに会い、「この先、問題ない?」と聞かれたので、「全然問題ないですよ」と答えた。マルルンを過ぎた頃、なぜ彼がそんな質問をしたのか、その理由が分かった。地震で道が崩れていたのだ(↓)。
ボテ・コシ川を北上するこのルートは昔からチベットの交易で使われてきた道で、よく整備されていた。2014年に通ったときは何の問題もない、穏やかなルートだったのに、タメ・ティンの入口にある大きなストゥーパもしっかり壊れ、見る影もなかった。
2014年のときのストゥーパ(↓)
10時40分タメ通過。ロッジのある方の村は、外から見ただけだが特に問題はないよう。2014年に泊まったロッジもちゃんと建っていた。
道中長いので、タメでは休憩せず、そのままボテ・コシを渡って、川の北側の山肌のルートに。
昼すぎにはナムチェに着くだろうし、それほどお腹がすいてないからナムチェのホテル・カマルでカレーを食べよう、という私の大甘の予想は大外れ。12時にタモのマヤ・レストランで休憩。オニオン・オムレツを食べる。よく晴れて日差しが強く、暑いし、足が蒸れて痛くなってきた。2014年のときは木漏れ陽の中を歩く快適なルートだと思ったのに。
2014年のときに休憩した思い出のストゥーパ(↑)。ここから、まだ1時間弱。14時30分、やっとナムチェが見えた(↓)
14時45分、ホテル・カマル着。休憩入れて7時間15分、歩数にして3万4690歩、今回のトレッキングで最高の歩数を記録(第2位はゴラクシェプからゾンラの2万2089歩。コンマ・ラ越え1万3421歩,チョラ越え1万3596歩、レンジョ・ラ越え1万9744歩で、登りはゆっくり歩くので意外に歩数が少ない)。
ダイニングでジンジャー・ハニー・レモンを飲んで一休みし、汗をかいたので外の水道で顔と手を洗い、タオルを洗って干しておく。ホテルのWiFiは遅いので、去年も行ったインターネット・カフェへ行き、メールをチェック(1時間500ルピー)。ホテルに戻るとシンガポールの若者グループ11人が到着。ホットレモンをノミながらストーブにあたってジョセフ・キャンベルの「神話の力」を読む。18時にカレーライスとブラックティーの夕食。しばらくストーブにあたって和んでから寝る。