12月25日、5時に目が覚めるが、予備日で何もすることがなく、そのままベッドでグズグズする。今回のホテルは去年までのホーリー・ヒマラヤではなく、中心部のモールの中にあるホテル・カトマンズ・リゾート。遅くまで人通りがあって賑やかなところだ(悪く言えば騒々しい)が、昨夜は、さらにクリスマス・イブということで、遅くまで音楽が聞こえていた。幸い、私の部屋は最上階だし、モール側ではないので、気にならなかった。ちなみに私の部屋はMt.Everestというダブルベッドとシングルベッドの広いツインルーム(↓)。難を言えば、シャワーがソーラーなので、午後は熱いお湯が出るが、朝晩(特に朝)水になってしまうこと。それにスタッフが素人っぽいことか。
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驚いたのは、朝食を食堂ではなく、屋上で食べること。ビュッフェ・スタイルで、パンケーキや卵は、その都度スタッフが焼いてくれる。天気がよいと気持ちがいいが、太陽が出るまではジャケットが必要だ。
日の当たるテーブルを選んで紅茶を飲んでいると、充電を終えたばかりの携帯が鳴った。東京から、友人のご主人が亡くなったという知らせだった。驚いてフロントに行き、ノートパソコンを借りて(事前の情報では宿泊客用のパソコンがあるということだったが、見あたらなかった)、メールをチェックすると、訃報の載ったURLを送ってくれた友人がいたので、ネットで記事を読む。ふと、アンナプルナ・サウス上空のオーラは、この予兆だったのか、と思う。
9時30分、散歩に出る。いつものようにアカシュ・バイラヴ寺院まで南下し(ダルバール広場には行かずに)引き返す途中で、寺院の前に黒山の人だかりが出来ているのを発見。隙をみて割り込んでみたら、なんと山羊を犠牲に捧げているところで、覗いた途端に赤い血がピューっと吹き出して、ギョッとする。
お父さんとバイクに乗った少年サンタに遭遇。タメルのあちこちでサンタの赤い帽子が売られていて、カトマンズに“クリスマス”という西洋文化が凄い勢いで浸透していることを実感する。
散歩の後、ヒマラヤン・アクティヴィティーズのオフィスに行き、トレッキングの報告。これでアンナプルナ方面に2度、エベレスト方面に2度行ったので、次はランタン方面か、という話になる。が、その前に、6月にキャンセルしたカイラス山に行かねば。
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