アンナプルナ1周― カトマンズまで
2012-01-21


12月23日13時頃、迎えの車でバグルン自動車道をポカラへ。フェディからだとすぐだが、ナヤプルからだと山越えになる。車道は1.5車線という微妙な広さで、舗装がいい加減で、ところどころに穴が開いている。対向車を避けつつ、穴を避けつつ、カーブの多い山道を走るのはとってもスリル。しかも、道路補修用らしい砂利の山がところどころで道をふさいでいたりする(↓)ので、とっても危ない。
禺画像]
15時頃、ポカラのホテル・スプレンディッド・ビューに到着。部屋に荷物を置き、ロビーでネットをチェックしていたら、“6時まで停電するので”と、PCを仕舞われてしまった。
禺画像]
部屋でシャワーを浴びて休憩。18時にロビーでテジくん、アムリットくんと待ち合わせて、レイクサイドのレストランで祝杯をあげる。二人とも今日と明日はポカラに泊まり、明後日から(行ってきたばかりの)プーン・ヒルにまた出かけるのだ。明日はポーターとしてABCトレックに行くテジくんの弟も合流するそう。
禺画像]
12月24日6時起床。いよいよカトマンズに帰る日が来た。荷造りして、向かいのホテル(同じ経営)の食堂で朝食を食べる。7時にテジくんがチケットの手配を兼ねて見送りに来てくれる。実は、テジくんがポカラに残ることになって、カトマンズに着いてからホテルまでどうやって行くかが問題になった。バス・ターミナルからタメルまでタクシーに乗ればいいだけのことだが、今までアムリットくんに預けていたザックと自分のザックと荷物が2つになる。ザックを2個持ってタクシーを探し、値段を交渉し、ホテルの場所を説明し…と考えていったら不安になってきた。けれども、よくよく聞けば、グリーンラインのバスが停まるのはナヤ・バスパークではなく、タメルの近くで、そこから歩いても15分くらいだという。“よし、歩いて行こう”と決意。グリーンラインのバス乗り場で、荷物を預けるときに、テジくんが車掌のおじさんに“カトマンズに着いたら、この人にタメルに行く道を教えてやって”と頼んでくれた。
禺画像]
8時に発車。テジくんが窓側の席をとってくれたので、遠ざかっていくマチャプチャレとアンナプルナ連峰がよく見える。トレッキング中はよく見えなかったアンナプルナTが、こちら側からは、はっきり見える。アンナプルナTに初登頂したのはフランス隊だが、当時は地図がなかったので、まず測量して登頂するピークを探したという話がなるほどと頷ける。アンナプルナTは雪崩が多く、エベレストに比べて登山料は2分の1だが危険度は3倍といい、“キラーマウンテン”と呼ばれている。1996年のエベレスト大量遭難事故を生還した登山家アナトーリ・ブクレーエフも、翌1997年に雪崩に遭って亡くなった。
禺画像]

続きを読む

[AnnapurnaCircuit2011]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット