アンナプルナ1周― Day16 ナヤプル
2012-01-20


12月23日6時起床。今日はトレッキングの最終日、ポカラへ帰る日である。6時15分にロッジの屋上に行き、アンナプルナ・サウスとヒウンチュリをスケッチしていると、東の空が赤く染まってきた。昨日あたりから雲が出ていたが、その雲に朝日が当たり、えもいわれぬ色に輝いている。特に、マチャプチャレの上には茜色の雲の光輪が出来て、神々しいばかり。
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正面のアンナプルナ・サウスの上には、オーラのような光が差している。これは何かの啓示なのだろうか?
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7時30分にグルン・ブレッド(チベッタン・ブレッドと同じもの。ガンドルックはグルン族の村だから)と蜂蜜、ミルクティーで朝食。8時に出発。いよいよ最後の下りである。
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3年前に苦労して登った急坂を、どんどん下っていく。あのとき親切にしてくれたおじさんの家を探したが、登りと下りでは見える景色が違うせいか、それとも3年で様子が変わってしまったせいか、どこがどこやら全然わからなかった。
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9時50分、キムチェの下の車道に着く。今はポカラからここまで車で来られるのだ。朝、トレッカーを乗せてきたタクシーが客待ちをしている。以前は、このまままっすぐモディ・コーラの川岸まで下り、サウリ・バザールを経てビレタンティへ出たのだが、今は車道を歩いて、直接ビレタンティへ行くようになっている。
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道路沿いには既に売店が何軒も出来ている。アンナプルナ・サーキットのこちら側も随分変化しているのだ。しばらく行くと道の真ん中に竹竿の塔が出来ていた。テジくんに聞くと、ダサイン(ヒンドゥー教の秋祭り)のときに、ここにブランコを掛けて乗るものだそう。誰でも乗れ、外国人でもOKだという。
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11時すぎ、ビレタンティが見えてくる。3年前、(バンダで出発が早まったため)まだ暗い中を、ナヤプルからここまで歩き、橋のたもとのロッジで朝食のお弁当を食べたのだった。あのときのロッジは健在だが、あのとき渡った橋の隣に、新たに自動車用の大きな橋が架かっていた。3年の変化は意外に大きい。
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橋を渡って、ホテル・エベレストで休憩。スプライトを頼むと、冷蔵庫から瓶入りを出してくれた。すっかり都会である。トマト・チーズ・オニオン・サンドイッチを頼んだら、なんとホットサンドだ(↓)。量が少ないので、ベジ・ヌードル・スープを追加する。

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[AnnapurnaCircuit2011]

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