12月20日6時起床。7時にコーンブレッドと紅茶で朝食。同宿のニュージーランドのカップルはトレッカーではなくバイカーで、これからムクティナート方面へ行き、2、3日後に戻ると言って、自転車に乗って出ていった。7時30分すぎ、私達は彼らとは逆方向へ出発。すぐ、軍のキャンプからランニングしてきた迷彩服の兵士たちが追い抜いていく。が、しばらく下っていくと、今度は彼らが徒歩で戻ってきた。こんな程度で訓練になるのか。せめて上りも走ったらどうなんだろう(余計なお世話か)。
道は崖の途中に造られた立派な車道だが、左側は深い渓谷で、一歩間違ったら真っ逆さま。こんなところで車とすれ違いたくないものだ。
しばらく行くと、渓谷の上にかかる吊り橋が見えてくる。この吊り橋が一番高いそうで、ここからならバンジージャンプが出来そうだ(ただし、下が狭まっているので、落ち方によっては崖に激突する可能性大)。
今日からバンダが終わり、下から上ってきたバスに遭遇。広そうな場所で通りすぎるのを待つ。乗客が乗っていないところを見ると、上に溜まった乗客を降ろすために空車を走らせているらしい。
しばらく行くと、大きな滝が見えてくる。よく見ると、滝は道を横切っていて、人は木橋を通れるが、車が通る方は滝壺化している。今は乾期だが、雨期で水量が増えたらどうなるんだろう。
さらに下ると、東側にバラチュリ(アンナプルナ・ファン 7647m)とアンナプルナ・サウス(7219m)が見えてくる。アンナプルナT(8091m)はバラチュリの陰になって、こちら側からは、ほとんど見えない。
10時40分、タトパニ(1190m)が見えてくる。
タトパニの集落に入ってすぐ、ボブ・マーリー・レストランの前を通る。ヒマラヤでは特にボブ・マーリーが人気であるというより、彼がある種のカルチャーを代表するシンボルなのだろう。
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