アンナプルナ1周― Day15 ガンドルック
2012-01-20


デオラリからガンドルックまでは1100mあまりの下りになる。細い渓流に沿った、急な山道で、日が当たらないところでは滝が凍っていて、歩いているとわからないが、意外に寒いようだ。途中で、逆から登ってくるフランス人の親子連れや、中高年の日本人グループ(テジくんによれば、アルパイン・ツアーの人達)とすれ違う。ここの登りはかなりきついだろう。
[画像]
11時頃、バンタンティ(2606m)を過ぎたところで小休止し、みかんを食べる。川を渡ると、道は再び登りに。12時30分、タダパニ(2710m)のフィッシュテイル・ビュー・トップ・ロッジで昼食。デオラリの前後から、抜いたり抜かれたりしていた足の速いアメリカ人が、両手にコカコーラとファンタを持って記念写真を撮っている。話を聞くと、コカコーラに勤めているとか。25年前にアンナプルナ・サーキットを歩いたことがあるそうで、“当時は(ロッジを指して)こんな風なものはなかったな”と感慨深げ。
[画像]
タダパニからは、森の中を行くゆるやかな下り。途中でアムリットくんがサル(ラングールという種類)を見つけて教えてくれる(残念ながら、写真はピンぼけ)。
[画像]
2時間ほど歩き、ガンドルックに入ってすぐ、ロンリー・プラネット・ロッジを発見(↓)。ほとんどのトレッカーがロンリー・プラネットのガイドブックを持っているし、ノースフェイスからボブ・マーリーまで、人気者は何でもロッジの名前になるのだから、流れとしては当然か。
[画像]
さらに20分後、スノーランド・ロッジの上を通過。2008年に、初めてのヒマラヤ・トレックでABCへ行くとき、初めて泊まった思い出のロッジである。が、“あのロッジは階段が狭いし、トイレが外なので、今回はもっといいロッジに泊まります”とテジくん。
[画像]
3年間経験を積み、“違いのわかるガイド”になった今のテジくんお薦めの宿が、この3階建ての立派なアンナプルナ・ロッジである(↓)。
[画像]
16時15分、ロッジに着き、熱いシャワーを浴びる。鼻水が出て来たので、葛根湯とビタミンCを飲んでおく。18時30分、ブフ・モモとガーリックスープで夕食。テレビでプロレスと「プレデター」を見て寝る。

戻る
[AnnapurnaCircuit2011]

コメント(全0件)


記事を書く
 powered by ASAHIネット